兵衛向陽閣の女将・風早万須美です。
河内音頭、といえば、河内家菊水丸さん。
明治時代に流行し滅んだ「新聞詠み」を復活させ、
「新聞詠み河内音頭家元」としてかねてからご活躍でいらっしゃいますが、
昨年、「伝統河内音頭」の継承者として再出発されました。
昨年末には当館で行われた文化講座の講師としてご来館いただきました。
その際に、
有馬温泉で8月に行われます盆踊り、ありま音頭・炭坑節・みなと音頭・旧ありま音頭など、
有馬芸妓衆も参加して踊り、例年たいへん盛り上がるのですが、
今年はなんと河内家菊水丸さんが、その有馬盆踊りにて
新曲を発表してくださることになりました。
タイトルは・・・
「豊臣秀吉と兵衛」
とてもありがたく嬉しいことで、今から8月が待ち遠しい思いでいます。
当館は、室町時代創業の頃「北の坊」とか「二の湯兵衛」と名乗っていたのですが、
秀吉公が「兵衛」とお呼びになったことから宿名を改めた由来を基にして、
新しく河内音頭を作ってくださったのです。
河内家菊水丸さん、どうもありがとうございます。
新曲たのしみに、またのご来館をお待ちしております。
兵衛向陽閣 女将 風早 万須美